「残酷」の名の下の民族イジメ~アザラシ漁反対運動から~
2006 / 04 / 29 ( Sat ) ある声優のホームページを巡回していた時、紹介していたホームページを見た。
http://www.sora.ne.jp/seal/ カナダのアザラシ漁反対署名のページです。その声優の女性は、友人からメールが回ってきて、これを見させて協力を頼んだそうです。それを機にアザラシの保護運動を調べていったら、かのポール・マッカートニー夫妻やブリジッド・バルドーなどが広告塔となっているようですが… (資料 http://www.maff.go.jp/kaigai/2006/20060307canada59a.htm) 騙されてはいけません これまで超人大陸の超人食クジラの映像、特に水産ジャーナリストの梅崎氏の話を元に、私は数々の反捕鯨側の矛盾を記事にしてきましたが、アザラシに関しても同じく数多くの矛盾が存在します。そして、一番上のサイトも結成の元をたどると 名矛盾クリエイター・グリーンピースです。なぜなら彼らの資料・盾にしている論調などほとんどすべてが、1980年代にグリーンピースが行ってきたことだからです。悪く言えばいいように洗脳されて動かされているだけです。 これから矛盾を突き詰めていきますが、その前にまず見ていただきたいのが、梅崎氏の「ワシントン条約」について語った時の映像です。 ↓↓↓↓↓(進む前に必見) http://www.choujintairiku.com/kujira/umesaki3.html なぜかと言うと、本来他民族の生活文化をとやかく言うにはその民族の生活を体感しなければとやかく言う資格はないと思うからです。側から見たら残酷でも、生きるために必要悪としていることはたくさんあるからです(余談ですがクジラもそうでした。そして食文化が変わった日本人は今までありえなかった奇病や生活習慣病が続出しています)。 梅崎氏は何ヶ月もカナダのイヌイットと生活を共にし、取材を行ってきました。私自身梅崎氏とこの件で直接お話ししたことがあるので、これは自身を持っておすすめします。 ●矛盾点 ・まずは彼らの一番強い言い分から 「売り物の毛皮をとるためだけなのにこんな残酷な殺し方をするのはおかしい。肉は捨てているのだし、こんなことはやめるべきだ。」 お肉、食べますよ?毛皮も売り物のものだけでなく、資源の乏しいイヌイットの貴重な靴・手袋・帽子などの材料に使われてますが。 もしかして、HPの一番上のリンク先の映像を見ただけでそう言ってるんじゃないですか?一頭捨てただけかもしれないし、その後何かするためかもしれないし。 もしかしたら映像自体が作り物かもしれないし ・映像が作り物だって!? 私が持ってる梅崎氏の本の内容を要約して載せていた掲示板があったので、資料としてリンクしますが、→これ参考にしてみてください。ていうかこれ見るだけで矛盾点全部わかるんですけど。 映像自体条約違反なんですよ アザラシ保護条例というのが色々厳しく決まってまして、その中のひとつに「狩猟許可証を持たない人がアザラシからは800メートル以内に接近することを禁じている」ってあるんですよね。それはイヌイットも知ってるはずなんですよ。なのにこんな堂々と近づいている人たちに無警戒。撮らせ放題。なんかやらせっぽいですよね。接近してる時点で犯罪者のレッテルついてますし。クジラの死体担いでみこしやる人たちだし。信用ゼロ。 ・「どうせ食べないんだろ」へのつっこみその2 上で挙げたポール・マッカートニー辺りの資料にも載ってますけど、一時期の3倍以上増えてるんですよね。アザラシ。 で、アザラシってよく食うわけですよ。シシャモやタラやらサケやら。 …すでにお気づきの読者がおられると思いますが、クジラと同じで増えれば増えるだけ魚は減るわけで、哺乳生物の魚の補食量は人間のそれの10倍以上ですから、、、 タラ禁漁に追い込まれちゃったわけです!! そりゃ間引くでしょ。イヌイットじゃなくても間引きますよ。加えて、アザラシの出す糞がタラに寄生虫を生んでるんですよね…。踏んだりけったりですよ。 ・殺し方が残酷すぎる!!! これもアザラシ保護条例を守ってまして、生殺しはしてはいけないとか(上の掲示板からの資料参照)あるのですが、もっとぶっちゃけて言いますね☆ 銃を発砲すると、アザラシは群れごとパニくってしまうのですよ。そうすると統制がつかなくなりますよね。で、アザラシを狙ってるのは人間だけではなく白熊だっているわけです。ですから、 関係ないアザラシが白熊に大虐殺 ってことが十分あるんですよ。ほらそこの団体。親子の絆なんていってますが、あなた達の言うクリーンな殺し方をしたら家族バラバラですよ。 イヌイットが殺すのはその一頭。群れは崩壊させません。支えあって生きてることを認識してるから当然なのです。 他の武器?鋭利な刃物の方が苦しまない?鈍器で気絶した方がよっぽど苦しみませんよ。色々理由があってあの殺し方なのです。見た目で判断しないよう。 ・へっへっへ、白い毛皮が欲しいんだろ?だったら獲れないように毛皮を緑に塗ってやったぜ!!! …呆れてものも言えませんが、グリーンピースは本当にやりました。 (証拠写真) ![]() そして「これでやつらも白い毛皮が取れまい。ざまーみろ」と帰っていったグリーンピースの方々ですが、この後とんでもないことに。 毛皮の白は保護色です。緑のペンキは強力ではがれませんでした。 白熊に襲われました。 目立ってしまったのです。冗談のような、本当の話。 ・野蛮なことをやめたら、イヌイットはもう健全よね!! これは本当に反対運動がピークだった1983年頃ありました。イヌイットたちは次々に職を追われ、政府の保護下となったのです。 その結果、 アル中急増 その子供の自殺者急増 毛皮を高く売る、という近代的な習慣のためだけではないのです。 カナダのイヌイットにとって、アザラシ猟は生きがいであり文化なのです。 上の方でも書いたように、肉は食料に、毛皮は身の回りに、骨は装飾に…と、毛皮が高く売れるはるか昔からアザラシは貴重な資源として活躍してきました(あんな何もない所ですから!!)。そして、親は子に猟を教え、背中で親としての生き様を教え、イヌイットの歴史が成り立っていったのです。 それを残酷の一言でどぶに捨てる ということを、同じ人間なら平気でやってはいけません。 まずイヌイットの所へ行き、共に生活してから己を見つめなおせと。テレビやネットで一方的にしか伝わってこないものを妄信してはいい迷惑です。やるならとことん研究しましょう。客観的に。 最後に ・アザラシは死体を見て悲しんで涙を流すのよ。この映像(一番上の団体の映像参照)を見なさい!! ほら、こんなタイミングで涙が…。 本当素晴らしいタイミングですね。 狙って撮ったんですか?寒い中お疲れ様。 アザラシの目は猛雪の中で生活するため、常に潤んでいます。人と同じ土俵で考えるのは無理がありすぎます。スポーツマンの汗を見て、「あの人あんなにつらい気持ちで運動してるのよ…かわいそう」と語るようなものです。妄想するのは勝手ですが、人を巻き込むのは良くないと思います。 冒頭の声優は、送られてきたメールを見て言ってました。「非常に難しいことだけど、個人の感情としてはヤダな」と。 事実を追求せず己の感情で動いてしまう人たちが、生態系を狂わしていくのです。注意しましょう。 特に捕鯨派の皆様に言いたいのが、アザラシも象も、クジラと同じように考えて欲しいと言うことです。日本人だけでなく、このような保護団体のキャンペーンにより迫害されている民族が大勢います。それを忘れないでください。 また、そのような民族が協力してくれたことにより、次回のIWCでは多数決で勝てるかもしれないのですから…。日本だけでなく世界の矛盾を見つめることにより、クジラ食もまた一歩近づくのです。 関連リンク 私のこれまでのクジラ関連記事※リンク先の下の方の>>をクリックするとさらに次のページに進むよ☆ スポンサーサイト
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そういう問題じゃないだろう>> ポーランド沿岸で迷子のクジラが目撃される
2006 / 04 / 03 ( Mon ) 元記事: ポーランド沿岸で迷子のクジラが目撃される
[グダニスク(ポーランド) 31日 ロイター] バルト海のポーランド沿岸部で体長約10メートルのザトウクジラが目撃された。専門家によると、この海域にクジラが現れたのはここ30年間で初めてのことだという。 グダニスク湾にあるマリンセンターの責任者、クシシトフ・スコラ氏はロイターに対し、「確かに目撃しました。この27年間でクジラが湾に入ってきたのは、おそらく初めてのことだと思います」とコメントした。 スコラ氏によると、バルト海には捕食する大型の魚がいないこと、また、海水の塩度が低いことが原因でザトウクジラはめったに現れないそうだ。 「今のところ湾内にはたくさんの小魚が生息していますが、問題はそんな小魚がいなくなってしまった時でしょうね。もしクジラがこのまま湾に留まるなら、とても孤独な生活となるでしょうね」とスコラ氏は語った。 _____________ 湾内のクジラが孤独な生活を送ることをあわれに思うより、湾内の小魚がいなくなる=食い尽くされることを心配するべきなのでは? 数十万頭いると言われている内のクジラ一頭の話に対し、湾の小魚の種の保存、そしてそれを捕食して生きている生物や人間の重みは計り知れないのではないだろうか。たった一頭のザトウクジラでさえ、一日で1~2tの食事量がある。湾内の小魚などあっという間だろう。 スコラ氏の心配しているベクトルが狂っているのに唖然としているのは私だけではないのではないか。アングロサクソンにとって一頭のザトウクジラ>湾内の小魚=それを捕食して生きる生命 なのだろうか!!! |
Threat!! -グリーンピースたちの脅迫「クジラを殺すジャップは死すべし」-
2006 / 03 / 11 ( Sat ) ![]() 「超人食クジラ」内で日本鯨類研究所の理事長・畑中さんが写真と合わせて語ってくれているのですが、調査目的で現在日本が唯一捕鯨を可能とする「調査捕鯨船」に対する「シーシェパード」(グリーンピースから分派した過激派の海洋保護団体)や「グリーンピース」の妨害工作がすさまじい。 先をとがらせて硬化させた船で調査捕鯨船に体当たりや、 ![]() 船のスクリューにワイヤーをからませて破壊 ![]() ![]() など、下手すりゃ死人が出ます。まあ彼らには人命<鯨命なんでしょうが。そうやって生かした鯨が人類の食料を口減らしてるとは露とも知らずにね。 ※ちなみに今年の1月末に南アフリカでこの工作が判明した時は安全証明書がなかったためさすがに止められたそうですが(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000011-kyodo-int)、その時も「日本が調査捕鯨している実態を誤魔化したくてわざと圧力をかけたニダ(爆)」と吠えていたそうです。半島とレベルが変わりません。 この場を借りて保護団体に言いますが、調査捕鯨はIWCでも認められている合法な研究活動です。合法活動を殺しにかからないでください。 また、鯨類研究所のHPではグリーンピースが調査捕鯨を妨害した時の映像が見られます。 http://www.icrwhale.org/gpandseaJapane.htm 捕鯨船は捕鯨時に「捕鯨砲」という大砲で爆薬を含んだモリを撃ち出すのですが、モリが当たるスレスレにグリーンピースのボートが!! 下手すりゃ彼らがこっぱみじんです。そしてクジラに刺さったモリを引き抜こうともう邪魔ばかり。シーシェパードよりある意味たち悪いですね、この場合死人やケガ人が出ようものなら被害者はあちら。金輪際捕鯨はできなくなってしまうでしょうから。 まとめ。 反捕鯨側の方が小さく見えて、しかも弱者を守っているように見えて「正義」に見えそうですが、やってることは彼らのエゴによるテロ活動です(しかも白人社会を味方につけた最高に悪質なテロ)。だまされることなかれ。 かなやりさ リンク: 超人食クジラ(畑中さんは下から5番目の位置。上から2番目の料理の凡人のクジラ料理もおいしそうでおすすめ☆): http://www.choujintairiku.com/kujira/ 超人大陸(肥満バスターズワロスwww) : http://www.choujintairiku.com/ 日本鯨類研究所: http://www.icrwhale.org/ |
イルカ:岸乗り上げはなぜ? 磁場、海流、砂浜??GPS影響との指摘も /千葉
2006 / 03 / 05 ( Sun ) |